電話加入権というのは、NTTでは施設設置負担金という呼ばれ方をされています。日本各地に通信手段が利用できるようにするためには、通信回線をはじめとした、通信インフラを整備しないといけません。通信インフラの整備の役割を担っているのは、もちろんNTTです。
固定電話を利用している人は、その通信インフラの恩恵を受けているからこそ、利用が可能です。そこで、固定電話のユーザーは、インフラ整備のための費用を一律で負担をする必要があるというふうな考え方から、電話加入権という発想が生まれました。
電話加入権は当初72000円かかっていました。しかし現在では、日本全国ほとんどで電話を使用することができるはずです。ですからインフラ整備のための費用もそれほど発生していないだろうし、これほどまでの電話加入権の負担をするのはおかしいという話が出てきました。
そこで2005年3月1日から電話加入権の料金が大幅に値下げされました。現在では36000円を支払えば、電話加入権を購入することができます。
しかも一時期、2011年ごろをめどとして、電話加入権は廃止するという方針がありました。しかし現在では、その方針は白紙撤回されています。